羊羹はもともと中国の料理。羊(ひつじ)の羹(あつもの)という、羊の肉を煮込んだスープが冷めると、お肉のゼラチンが固まり、自然の“にこごり”になります。
鎌倉時代から室町時代にかけて、禅僧によって日本に伝えられました。禅宗では肉を食べることを禁じていたため、精進料理として、羊肉の代わりに小豆を使ったものが、日本での羊羹の始まりです。
海草を煮てところてん(心太)を作る技術は、平安時代に遣唐使によって中国から伝えられたといわれています。
そして、寒天が生まれたのは、1650年前後の江戸時代。美濃屋太郎左衛門によってはじめて作られたという記録が残っています。
4代目将軍徳川家綱の頃、京都・伏見にあった美濃屋太郎左衛門の旅籠に、島津薩摩藩主が参勤交代で泊まったときのこと。料理で残ったところ天を外に捨てておいたところ、凍結して自然乾燥し、干物となってしまいました。
数日後太郎左衛門がこの干物を煮て、しばらく置いておいたところ、ところ天の臭みがない、白くて美しい無臭の食べ物になることを発見!
その後研究を重ね、寒天の製造方法を発明したといわれています。
料理は発想でどこまでも広がることを示してくれているような気がします^ ^
心でもいろんな変わった商品が沢山あります。楽しんでくださいねっ♪♪
国内産の厳選した黒小豆を使用した羊羹から、後藤農園さんから頂くさつま芋を使用した羊羹まで、様々な羊羹が登場いたします。
また、夏には水羊羹も販売しております。
どの羊羹も、小豆(さつま芋や栗、南瓜など)、お砂糖、寒天というとても単純な材料で作られます。
だからこそ、より一層、素材は大切です。
お砂糖は素焚糖や甜菜糖、黒糖など含有糖と呼ばれるミネラルを含んだお砂糖のみを使用。
一つ一つ手作業で、大切にお作りしております。また、味でなく体にも心にも優しくて美味しいお菓子をモットーとしておりますので、長期保存する為の添加物を使用致しません。保管方法は厳守をお願いしております。
こだわりは尽きず、甘い中にも深みがあって素材の良さを引き立たせる、そんな羊羹を作る為、素材を見極める段階から全ての作業を職人だけで行なっております。
期間限定で、生チョコ羊羹など変わり種も登場するので、SNSをフォローして最新情報をチェックしてくださいね^ ^
以前は常時販売していた羊羹ですが、現在常温対応の羊羹はお休み中です。パッケージを思案しております。
夏の間の水羊羹は変わらずご用意しております。が、商品が日替わりで変更になるので、絶対に水羊羹が欲しい方は0897-47-7603までお電話の上、ご予約をお願い致します。